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Hospitals for Community-based Care

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地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟とは

「地域包括ケア病棟」とは、急性期治療を経過し、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた 医療や支援を行う病棟です(3・4階病棟:106床)。
本来は、一般病棟(5階病棟)で症状が安定すると、早期退院をしていただく事となっています。 しかし、在宅での療養に不安があり、もう少しの入院治療で在宅復帰できる患者様のために、当院では「地域包括ケア病棟」を 準備し、安心して退院していただけるよう支援していきます。
心身が回復するよう医師や看護師、専従リハビリテーションスタッフ等により、在宅復帰に向けて治療・支援を行っていきます。 また、医療ソーシャルワー力一が患者様の退院支援、退院後のケアについて、サポートさせていただきます。

どんな場合に入院となるのか?

  • 一般病棟より地域包括ケア病棟へ転棟していただく場合は、主治医が判断し、患者様とご家族に提案させていただきます。 ご了解いただける場合、地域包括ケア病棟へ移動し継続入院となります。 入院期間は、状態に応じ調整いたしますが、地或包括ケア病棟に転棟後60日を限度としております。
  • 一般病棟で主治医より退院許可が下り次第、在宅復帰に向けての準備期間となります。その後、地域包括ケア病棟へ転棟 させて頂くこともあります。

入院費用について

地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の計算方法が通常とは異なり「地域包括ケア病棟入院料Ⅰ」を算定いたします。入院費は定額で、リハビリテーション・投薬料・注射料・処置料・検査料・入院基本料・画像診断料等のほとんどの費用が含まれます。
治療内容によっては、一般病棟より自己負担金が増額する場合もありますが、月の医療費の負担条件が定められていますので、 一般病棟の場合と負担上限は変わりません。(75歳以上では、ほとんどの場合増額はありません。)

入院に対する留意点

一般的な血夜検査・レントゲン検査・投薬治療は可能ですが、一般病棟で行うような高額な医薬品の投与や特殊な検査・手術 などには対応できません。病状の変化により主治医が集中的な治療が必要と判断すれば、一般病棟に転棟(変更)する場合があります。